日記

会社員の女

200518 低気圧、輪郭消える

なんだか久々に仕事が無の土日を過ごしたので、月曜日の精神はぐだぐだであった。ワーカホリック気味の身体は、こういう幸せで調子が崩れる。日々ストレスをかけて麻痺しているだけなんだろうか。

 

もう漏れそう…みたいな雲が、夕方になってざっと雨を降らす。一度止んだと思ったら、夜中ウェザーニュースのアプリから「傘が必要な雨が降る」と通知がきて、いまもザァザァと降っている。

 

在宅とか関係なく、疲れちゃった1日。

 

何度辞めてやろうと思ってもとりあえず頑張って明日になる職場。嫌いじゃないんだけど、月曜日の憂鬱に気圧配置も相まって、もう半ベソで仕事していた。しんどかった。

 

YUKIの「スタンドアップ!シスター」が好きで、大学受験に向けて備えていた頃は夜中、勉強をしているような顔で自室に籠り、よなよなベッドの上から机の上を跳ねていた。

今でも自分を奮い立たせてくれる…ていうか心を踊り出させてくれる大事な曲。そんなスタンドアップシスターには「笑えないのは 雨のせいじゃないわ」って歌詞があって、受験から数年して初めてYUKIのコンサートに行ったとき、「天気ひとつで心がままならなくなっていた時代がありました」って語ってくれたことに、「わたしいまそれです〜」と泣いたのを思い出す。

 

そこから数年また経って、まだまだ天気ひとつでどうにでもなってしまう自分の気持ちに自信がなくなる。

 

低気圧のせい。

 

あの頃憧れていた場所にいまいても、もうどうしても辛くて逃げちゃいたくなる。

 

きりのいいところで仕事を終え、本を読んでも上がらないので、『勝手にふるえてろ』の最後のところだけみる。ラストシーンのニとヨシカの痴話喧嘩が最高で最高。

ニが一瞬叫ぶシーンがあるんだけど、めちゃくちゃニでしかない渡辺大知が、その一瞬だけ渡辺大知にしか見えなくなる。発声が良すぎる。黒猫チェルシー…ってなってしまう。

 

低気圧は本当に自分の体の輪郭がなくなって空気に溶けていく感覚だったけど、実際そうらしい。だるだるになっちゃうらしい。お風呂に入ると外圧がかかって楽になるらしい。明日の昼間はカフェインとって輪郭を自分に戻していきたい、でも雨だ、コンビニ行くのも憂鬱。

 

あー、ダメだ上がらない。そんな日もある。